『豊臣兄弟!』第1回(二匹の猿)の感想

 

 

『豊臣兄弟!』第1回(二匹の猿)を視聴したので感想を書きたいと思います。今回も良かった点、良くなかった点、学びがあった点について書いていきます。

 

 

まず良かった点は、分かりやすさに重点を置いた物語だったことです。正直、そこまで期待はしていなかったのですが、素直に面白いというか、あまり小難しいことを考えずに見ることができて楽しめました。そういう意味では『べらぼう』とは対照的な感じを受けました。

秀吉の弟である秀長が主人公ということですが、第1回を見る限り秀吉と秀長の二人の掛け合い(?)で物語が進んでいきそうですね。

秀長は争いを好まず、切れ者で頭の回転が早い参謀タイプ。秀吉は快活で明るく、時々だらしない感じですがいざという時には冷徹になる決断力もあり、どちらも人間的な魅力があってこの先が楽しみです。

 

 

一方で良くなかった点は、概ね満足だったのですが敢えて挙げるとすれば横川甚内役・勝村政信さんが第1回で退場したことを挙げたいと思います。もう少し勝村さんの演技を見ていたかったですね(笑)初回で退場させるならもう少し無名の俳優さんでも良かったと思うのですが。

あとは、オープニングに関しては『べらぼう』の方が内容が濃かったというか、視聴者をワクワクさせる映像美でしたけど、『豊臣兄弟!』については表現がストレートすぎて深みがないし、退屈に感じてしまいました。

 

 

最後に学びがあった点ですが、主人公の秀長が農民か兵士の二択で迷っていたので、そのことについて少し考えてみたいと思います。争いを好まない秀長は農民として生きることを考えていましたが、村に野盗が出没するなど武力で身を守る必要性にも気づいており、内心は迷っている感じでしたね。

父親が兵士となって戦で傷を負って死んでしまった経験もあるので、兵士という選択はハイリスク・ハイリターンであることを理解しているような気がします。秀吉や秀長は農民から天下人まで上り詰めた稀有な例で、大半というか大多数は兵士になっても出世できず戦場で死んでしまう運命だったのかもしれません。

現代で考えるとサラリーマンとして働くか、自分で会社を起こして起業するか、という感じなのでしょうか。